臨機応変を楽しむ

今日は、夕飯作りをした。
愛知県のきしめん料理にした。
お山に滞在しているHさんが、みんなのためにと買って、あらかじめ送ってくれていたもの。

作るのは15人分。
通常の、汁に浸かった麺だと、汁だけを大量に作らなければならない。
15人分の汁は、すごい量だ。

かつ、副菜も作るとガスコンロの口が足りなくなってしまう。

色々考えて、具材をからめるだけの、汁なしパスタ風にしようと決めた。

Kさんが補助に入ってくれた。
洗い物、食卓の片付け、食材の準備。
とても助かった。

途中、お山の野草を入れたいと思い、フーチバー、つゆくさ、クワの葉、島バラを摘んできた。

フーチバーはミキサーでペーストにした。

しかしペーストにしたら、カサが減ってしまった。
15人分には、全然足りない。
野菜、きのこ、ツナ缶を足して、15人分の具材ができた。

次は島バラ、クワの葉でサラダを作った。

その次はスープ。

 

と、ここで時計は15時半。

毎日の申し送りが、16時に始まる。

きしめん、全然茹でてないねん。

15人分、茹でなアカンねん。

と思っていたところへ、外出していたEさんが帰宅。
きしめん茹でをやってくれた。

大きい鍋をコンロの左右に置き、2個の鍋で茹でていく。
大きいといっても、家庭用の鍋。
それなりの大きさしかない。
何回も何回も茹でた。

当初汁ナシのパスタ風にするつもりだったが、茹であがったきしめんが、時間が経つとくっついてしまうようだった。
なので急きょ、汁なしパスタ風をやめて、汁ありの麺にしようとEさんと決めた。

そこから汁作りが始まった。


申し送りが、終わった。

状況をアナウンスして、みんなには待ってもらった。
少し待ってもらって、無事に料理は完成した。

 

Kさん、Eさんがいてくれて、1人じゃなかったこと。
作り置きの食材があったこと。
みんなが待ってくれたこと。
どれもありがたい。

作りながら、とっさの判断で色々変えたたが、こういう風に変更が必要な場面は、料理以外でも日常生活にたくさんある。

料理と同じように、他のことも臨機応変に対応し、実践していこうと思った。
仲間がいるから実験できるし、伝え合って動ける。
助けてって言えるのは、嬉しい。

食事は美味しかったし、会話もはずんで楽しかったよ。

すべてに感謝。