ジミー大西展に行った

今日、台風対策の解除が予想より早く完了したので、前から行きたかったジミー大西さんの個展に、仲間のMさんと行ってきた。

県立美術館でチケットを買って中に入ると、ジミーさんご本人が来られていた。

思いがけずご本人さんを見ることができて、とても嬉しかった。

 

作品はどれもこれも、彼のエネルギーがほとばしり出ていた。

とにかく圧倒された。

鳥肌が立った。

形、カタチ、かたち。

ものすごい刺激を受けまくった。

 

行きの車内で、Mさんとたくさん話をした。

2人ともに共通だったのは、

「何かをしていないと、何かできる自分でいないと、Sangoにいてはいけないような気持ちになる。役に立つようにしていなければならないという意識が、潜在的にある。」という事だった。

何もせずにいたら、生きているだけだったら、タダ飯食らいになってしまう。

そうはなりたくない。

だから自分を休ませることもせず、とにかく何かをやり続ける。

休むことへの罪悪感にも繋がる。

そういう意識があるから、自由から程遠い状況に自分を置いてしまう。

流されるままに動くだけの、心のない機械人間。

生きて、自分のしたい事で自分を表現しているだけで、誰かの役に立つことが出来るのにである。

「出来る」ことがあるのに、どうしても「出来ない」ということに意識をフォーカスするクセがある私達。

どこまでも自分を小さくするんだなぁ。

 

そんな話をしたあとでの、ジミー大西さん展だった。

 

彼は、彼自身の内在する光を、ありのまま表現していた。

自分を表現するのに、「こうでなければならない」という決まりは何もない。

目の前に、その体現者がいた。

車内で話していたことの答えである。

ジミーさんの個展は、素晴らしい人生経験の一つになった。

行かせてもらえたことに、深く感謝。

お読みいただきありがとうございました。

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(作品は写真撮影OKだった)

 

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