映画のフライヤー配布を通じて人と出会う

私は以前、村の赤土流出対策のバイトをしたことがある。

パイン畑の周りに、ベチバーという草を植えて囲っていくというものだった。

そうやって畑を囲うだけでも、赤土の流出を減らす成果が出ているとのことだった。

それでも、私達の住んでいる高台からは、雨が降るたび海が赤くなるのがよく見える。

沖縄県のホームページによると、

「沖縄では、農用地、開発事業、米軍基地からの流出量が圧倒的に多く、三大流出源と呼ばれています。」

とのこと。

赤土の流出は、サンゴや海の生き物に影響があると言われている。

 

私達が住ませてもらっているお山でも、赤土の流出は起きている。

土地自体が年々崩れて、変形しているのも目で見て分かる。

開墾されたり、開発された土地は自然の循環が滞り、植物も育たなくなってくる。

そんな状況を改善すべく、大地再生に取り組まれている矢野さんに教えていただいた方法で、水みちを掘って土砂流出防止対策をしたり、草刈りをして大地の再生を促すための対策をし始めている。

今日は、映画「杜人」の上映会のフライヤーを村内に配布して回った。

Sangoのこと、自分たちのこと、映画を上映するに至った経緯などを伝え、チラシを置かせていただけないかと伝えると、皆さん快く承諾して下さった。

赤土の流出は、頭の痛い問題だねぇと話して下さった方もいた。

全然知らない人でも、声をかけることで意外と話が弾んだりすることもある。

色んなところで、色んな方と繋がりができていくのがありがたく、嬉しい。

東村民の方、ぜひお越し下さい。

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