明日退出する、フランス人のウーファーさん。
今日は送りの会だった。
その時に知ったのは、彼は安易な約束はしないということと、フランスの人は、契約が苦手であるということだった。
「また来てくださいね。」という言葉に対して、「たぶん。」と答えている彼がいた。
安易に「はい。」とは言わないのだそうだ。
「また来ます」と言ってしまったら、もし来れなかった時に、がっかりさせてしまう。
期待をさせて、がっかりさせてしまうのは嫌だから、実現出来るかどうか分からない事は、簡単に「はい、そうします」とは言わないのだとそうだ。
約束は大切にしたいから、「きっと、たぶん」という答えを返す、との事だった。
それは、冷たいのではなく、逆にとても私達のことを考えてくれているという事だと受け取った。
何も知らずに、「たぶん」という返事を聞いただけだったら、残念に思ったかもしれない。
言葉には、それに乗る気持ちがあるということだ。
相手のことを、ちゃんと知るって大事だなと思った。
目の前の人と丁寧に関わるということを、彼からは教えてもらった。
愛の形は様々。
ありがとうございました。
感謝です。
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