今、聖書を読んでいて、ヨハネの黙示録、創世記も読んだ。
その流れの中で、なぜか急に、以前モコさんに買ってもらった「僕という心理実験」(妹尾武治氏著)という本が読みたくなった。
もらった当時は、文章が独特に感じて、深く理解出来なかった本だ。
最後まで読み切らず、途中で違う本に移ってしまった。
それがなぜか、無性に読みたくなった。
もう一度開いてみると、ウソみたいにどんどん読めたのである。
何と面白い本なのか!と、ワクワクして読み進めた。
あんなに難解に思えたのは、何だったのか。
この本はひたすら愛を伝えているではないか。
文章は知的なユーモアに満ち溢れている。
そのユーモアを、意識のどこかで変な文章だと差別、区別していた自分がいた。
映画、マンガ、小説、専門書、歴史文献などから引用された言葉に引きずられ、深く読めていなかった。
本質を理解せずに読んでいたのだ。
表紙のデザインも、違和感を持つきっかけだったかとは思う。
先入観。
それを取っ払って、読むことが出来たんだなと思った。
固執していたものから解放される、ということを、読書というもので知った。
半分くらい読み残していたこの本を、今日一日で一気に読み終えた。
私は本を読むのがめちゃくちゃ遅いので、これは自分にとっては驚異的なことなのだ。
読書って素晴らしい。
意識の垣根が取れた今日を祝って。
尊い一日を与えてもらった。
ありがとうございました。
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