昨日、この本を読んだ。
涙が出た。
小学生高学年くらいまで、ずーっと「私は母を助ける。」という確固たる信念を持って暮らしていた。
小学生の頃は、親戚、祖父、祖母によく手紙を書いていた。
その手紙にも、「早く大きなって、お父さん、お母さんに親孝行したいです。」って書いていた。
特に母に対しては、強くそう思っていた。
6年生くらいになり、周りの同級生が、「おかんウザいねん。」と言い出したりしてから、自分の考え方が一般的ではないのだと知った。
その頃から、恥ずかしい気持ちが出てきて、そんな事を手紙には書かなくなった。
でも、気持ちはずっとあった。
母と買い物に行くと、荷物を頑張って持ったりしていた。
この本を読んでそれらを思い出した。
そして、納得した。
私はずっと胎内記憶があったんだ。
持ち続けたまま、育ってたんやと。
「母を助ける」という生まれる前に決めたことを、全うしようとしていたのだ。
健気だった自分に涙が出る。
子供の頃はいつも、私が頑張って早く大きくなって、母を楽させてあげたい、とか思っていた。
それは、母の大変さを、胎内から見ていたから、
感じていたからなんやなぁ。
母という宇宙が、感性を私に届け、私の共感力を育んでくれた。
お母さんありがとう。
あなたが母で良かった。
その母を選んだ自分に拍手。
感謝と共に今日を終わる。
おやすみなさい。
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