食事作りからの気づき

5日から一週間ほど滞在する方の、食事作りの担当をしている。
担当は私を含めて3人。
今日は、滞在中に出す食事の、試食を作る日だった。

途中で私は手順を間違えたり、変なことを色々やった。
午後には、疲れたと感じてもいた。
体が重くて動きにくい。テキパキとは動けなかった。
そんな時は要注意。

自分の中に、何か引っかかっていることがあり、気持ちにブレーキがかかっているから、体が自分を動かなくさせる。
私はそれに気づかず、状態がおかしいまんま試食作りを終えた。

完成した試食を、お山の夕飯として提供し、食べてもらった。
食べながら会話をする中で、私の引っかかりが出てきた。
作る行程の中で、私の中に「ハテナ?」が出てきたことがあったのだが、それをスルーして作り続けたため、終わったあとも引きずってしまったのだ。
「ハテナ?」になったことを解決していないことが自分を困らせ、怒りに変わり、強い言い方で主張する形で噴出した。

その場にいたみんなが私の言葉を受け取り、感じたことを伝えてくれた。

仲間がじっくりと私の話に付き合ってくれたので、気質や思考パターンに気づくことができた。

自分の中の執着、こだわり、刷り込み。
気になった事を、言わずに黙るクセ。

過去の経験からくる思考パターン、行動パターンは、無意識に自分の中に根付いている。
そこから外れて広い視野を手に入れるために、
今回の食事作りという場が与えられたのだな、と思った。

私の遺伝子易経のライフワークは6番。
交渉術。
闇は「争い」。
光は「平和」。

闇の「争い」は、ずっと、他人との争いだと思っていた。
でも、言おうか言うまいかせめぎ合って、結局言わないことを選ぶのも、自分の中の「争い」だ。

自分の中にある思い込みに生きていて、それ以外を受け入れないのも「争い」。

他人ではなく自分なのだ。

食後に、引っかかっていた疑問点を無事に解決することもでき、軽やかに伝えたほうが楽だと気づいた。
自分で自分に争いを作るのは、はしんどいのでやめた方が良い。
仲間のおかげで、一つまた進化できた。
ありがとうございました。