洗濯物を畳むことからの気づき

今日、お山で洗濯物を取り入れて、畳むことについて、夕食後の申し送りで伝え合いをした。

 

事の発端は、取り込まれていた洗濯物を私が畳んでいた時だった。

モコさんから

「畳むのをやってていいの?やることないの?あるんじゃないの?」

という質問があった。やる事はあったので、

「あります」と答えた。

「じゃあ何でやってるの?」という質問になり、

「当たり前と思ってました。全然無意識でした。」

と答えた。

いる人がやれば良いと思っていたし、自分がいない時にやってもらえていたら、ありがたいと思うので、特に気にしていなかったと。

 

今、滞在者さんの分も含めると、毎日8〜9人分の洗濯物を洗い、取り入れて、畳むということを、毎日誰かしらがやっている。

モコさんが計ったところ、畳むのに要する時間はなんと40分だったそうだ。

毎日誰かが、自分の時間を40分間、洗濯物を畳むために割いているということである。

モコさんから「今後は各自で取り入れて畳むことにしてはどうか」という提案があった。

夕食後の申し送りの際、この話をHさんが出してくれたので、

その場にいた人達で、それぞれの思いを伝え合った。

私は取り込むのも畳むのも、全く無意識に流れでやっていた。

主婦感覚だ。

主婦時代に当たり前のようにやっていて、その時の感覚が抜けないまま、今まで来ていたんだと思う。

畳んでもらったものを、引き出しにしまう際に、しまいやすいようにもう一度畳み直す、という意見もあった。

なるほどと思う。

畳み直すとなると、二度手間だ。

 

そして、畳まれた洗濯物の中から自分のものを持っていくのにも、忘れ物、取りこぼしが出ている。

誰かがやってくれるものに対しては、注意して見る、という意識がどうしても薄くなる。

それぞれが意見を出し合った結果、今後は自分の分は自分で取り入れて畳む、という事になった。

不在時など自分で出来ない時は、仲間に「お願いします」という投げかけも大事。

色んなことで、日々ホウレンソウし合っているように、洗濯物もそうしていこうと。

今日は、とても大切なことを伝えていただいたと思う。

盲点だったな。

食事作りに関しては、ホウレンソウし合いながら助け合って出来ている。

しかし洗濯物に関しては、誰も問題視していなかった。

気づきのきっかけをいただけたことに感謝。

ありがとうございます。

お休みなさい。