今日は地元の工房を借りて、木の輪切りを作ってきた。
以前、北中城村の雑貨屋さんから注文を受けていたものだ。
時々連絡を取ってはいたものの、やはり待たせすぎだった。
今回できた分は不要とのことだった。
ガックリしたが、当然のこと。
「でも輪切りは売れるから、必要な時に連絡をする」と伝えていただいた。
ここの店長さんは私の発達障害のことを知っている。
電話で「お元気ですか。」と気にかけて下さった。
ありがたい。
そしてごめんなさい。
しっかりお詫びとお礼を伝えて電話を切った。
真剣さを学ぶ、良い勉強になった。
私というサイコパスは、たまに連絡すること、作業を遂行することをすれば良いと思っていたのだ。
向き合う必要があるのは、物事ではなく人だ。
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帰ってきてからの申し送りで、モコさんから、外ばかり見て、内を見ていない自分を伝えてもらった。
怖さがあるから、人との関係性に深く入れない。
人に向き合わず、物事に走る。
まさに、上に書いた雑貨屋さんの件と同じだ。
今日の行動が、申し送りでの学びに繋がった。
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工房での学びと遊び。
木の輪切りは、かなり集中力がいる。
なるべくまっすぐで、曲がりが少ない枝を選んでいる。
それでも卓上ノコギリの上に置くと、ゴトゴト動く。
固定するために、端材を下に置いたり、すき間に挟み込んだり。
そんな風にやっても、なかなかまっすぐには切れない。
工房の社長さんとも、そんな話をした。
一回切るたびにバランスが変わる。
なので、枝をクルクル回転させながら、一番安定する向きにする。
グラつかないようクランプで留め、端材を挟んだりして、しっかり固定。
そして切っていく。
切ったらまたクルクル‥の繰り返し。
私には、そんな事も楽しい。
木と遊んで、あっという間に時間が過ぎた。
切る瞬間の、枝から立ち上る匂いも好きだ。
香ばしい香りがして、木くずを浴びることすらも喜び。
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今日という、大切な学びの一日を与えられたことに感謝。
ありがとうございました。
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