今日、外にいたら、オケラが沖縄で便所蜂と呼ばれている虫に捕まって、土の上でもがいているのに遭遇した。
便所蜂というのは、黒い蜂みたいな虫だ。
アメリカミズアブというらしい。
それが、オケラの体をしっかり捕まえて離さない。
振り回されながらも喰らいつく便所蜂と、体をくねらせて逃げようとするオケラ。
どちらも必死。
そんな中、便所蜂が、お尻をオケラの体にくっつけた。
そして刺すような動きをしたかと思いきや、産卵のような動きを始めた。
オケラの体に卵を産みつけているような感じに見えた。
しばらく続くと、オケラの動きが鈍くなり、動かなくなった。
産卵らしきものが終わると、便所蜂は飛んでいった。
オケラはしばらく動かなかったが、ゆっくり少しずつ動き始め、歩き出した。
用事をするのに少し目を離したら、オケラはもういなかった。
便所蜂は、屋外の壁なんかに卵を産んであるのをよく見るので、虫の体に生むような行動を見てびっくりした。
ハリガネムシという、虫から虫へと移動して、寄生しながら生きていく虫もいるみたいなので、もしかしたらハリガネムシが、便所蜂からオケラに移動したのかな?
Googleで調べてみたけど、分からなかった。
今日のは衝撃的な場面だったけど、自然の世界には色々あるのだということを、見させられた。
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⚫︎今日やったこと
木の立ち枝を、チェーンソーで剪定。
写真は剪定したあと。
あまり背が高くなると、台風などの強風が吹いた時に、枝が激しく揺れる。
その揺れが根っこにも伝わり、根っこに負担をかける。
さらに地面にも負担をかける。
お山の土壌は、粘土質の赤土だ。
そして層が浅い。
乾くとひび割れる。
赤土の下は、樹木が深い根を張れないくらいの硬い地盤だ。
つまり、お山の樹木は浅いところで根っこを張り、頑張っているのだ。
だから台風のあとは樹木がよく倒れている。
木に負担をかけ、地面の割れも想定されるため、高い枝は切った方が良いとのモコさんからのアドバイスがあったので、自室付近の背の高い木の枝を、今日は切って回った。
わりと太い枝が多くて、チェーソーを慎重に扱った。
木に登り、木の上でバランスを取りながら切ったりした。
切った枝も重くて、落ちる音がドスン!と響いた。
落ちた枝を集めるのにも体力を使い、それが心地よい疲労感になった。
今日は久しぶりに、体力を使う作業をしたなぁ。
木と話すのは楽しかった。
自分を動かすこともできた。
今日という一日を与えられたことに感謝。
ありがとうございました。
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