ただ「ある」。

私は発達障害で、多動、注意欠陥という特質がある。

それを生まれ持った欠点とするのか、光とするのかは自分次第なのだ。

 

最近、庶務のことを担当して色々やり始めたが、それが自分の多動という特質に合っているなと感じている。

私は多動だから、つい、あれもこれもとやりたくなる。

そして庶務は、あれもこれもとやる担当なのだ。

多動の私には、ピッタリなんである。

 

逆に、何か一つのことをやるとなると、今度はそれしか目に入らず、他のことが見えなくなってしまう。

視野が狭くなりがちな私には、色んな物事に関わることのできる庶務というのは、非常に学べる立場なのである。

色んな人(外部も含む)と関わって、物の見方、視野が広がる。

これは、私に与えてもらった大切な環境だ。

ありがたい。

 

朝、お山で草刈りをしていたら、自然の中で満たされた感覚になった。

目の前の自然は、「ただある」を見せてくれている。

人間も自然の一部だ。

だから私も自然にならって、「ただある」を生きれば良い。

良い悪いの審判など、自然にはない。

自分の生まれ持った多動、注意欠陥をどうやって光に持っていくかだ。

草刈りをしながら、そんなことを思っていた。

 

部屋に戻ってきたら、部屋の前で育てていたカトレアの花が咲いていた。

優しくて強く、美しい。

そう感じるのも自分の尺度だなぁ。

花は、ただ「ある」のだから。

f:id:kijimuna-chan:20231027193443j:image

しばらくウットリして、見惚れてしまった。

 

大切な今日という一日を過ごせたことに、感謝。

 

🌳一般社団法人Sango

トップページ | 一般社団法人Sango 公式HP