私は発達障害で、多動、注意欠陥という特質がある。
それを生まれ持った欠点とするのか、光とするのかは自分次第なのだ。
最近、庶務のことを担当して色々やり始めたが、それが自分の多動という特質に合っているなと感じている。
私は多動だから、つい、あれもこれもとやりたくなる。
そして庶務は、あれもこれもとやる担当なのだ。
多動の私には、ピッタリなんである。
逆に、何か一つのことをやるとなると、今度はそれしか目に入らず、他のことが見えなくなってしまう。
視野が狭くなりがちな私には、色んな物事に関わることのできる庶務というのは、非常に学べる立場なのである。
色んな人(外部も含む)と関わって、物の見方、視野が広がる。
これは、私に与えてもらった大切な環境だ。
ありがたい。
朝、お山で草刈りをしていたら、自然の中で満たされた感覚になった。
目の前の自然は、「ただある」を見せてくれている。
人間も自然の一部だ。
だから私も自然にならって、「ただある」を生きれば良い。
良い悪いの審判など、自然にはない。
自分の生まれ持った多動、注意欠陥をどうやって光に持っていくかだ。
草刈りをしながら、そんなことを思っていた。
部屋に戻ってきたら、部屋の前で育てていたカトレアの花が咲いていた。
優しくて強く、美しい。
そう感じるのも自分の尺度だなぁ。
花は、ただ「ある」のだから。
しばらくウットリして、見惚れてしまった。
大切な今日という一日を過ごせたことに、感謝。
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