作業とと頭の中の話

今日はシャワー&トイレを建築予定の場所に、防水塗料を塗った。

油性塗料独特の臭いはあったものの、耐えられないほどではなかったので、マスクをせずに最後までできた。

明日はこの場所に張るデッキ材が運ばれてくる。

床を張ったら、そのあとはシャワー&トイレの建築だ。

今日の現場は一人での塗装作業だったが、お山のあちこちで、同時に色んな作業が進行している。

木材に防腐剤を塗る人、花壇を作る人、ユニットハウスの内装をする人‥。

申し送りの場で、やる作業をホワイトボードに書いて、「これをやりたい人!」と誰かの投げかけに挙手したり、「自分はこの場所が気になるから、これをやりたい」と伝え合ったり。

そんな風に物事を決めて進めていくSangoのスタイルって、改めて、本当に自由で面白い。

自分で作り上げていくっていう意識で物事を進められるから、「もっとこうした方がいいんじゃないか」とか、アイデアも出てくるし、気になる事も正直に出し合える。

自分を活かす、自分を差し出すってこういう事なんやなぁと思う。

 

発達障害の気質的に、飽きっぽいとか、疲れやすいとか、注意が散漫になるとか色々あるけど、1人じゃなければ協力し合って、何だって「出来る」。

発達障害人の私達だけど、毎日少しずつ進んでいるのだ。

 

最近、自分の注意散漫の特質が、前よりはマシになってきた。

上記の作業決めの時に、「私はここが気になるからやりたい」とか、頭の中にある色んなことを出すようにしたら、頭の中がスッキリし始めた。

また、気になっていることを申し送りの場などで発言したら、それがその場で話題になり、どうするべきかをみんなで話し合って進めていける。

自分で背負わなくても、アウトプットした方が、圧倒的に早く物事が進む。

話題に出すタイミング自体を測って、いつ話そうかと考える事も多かったが、

そんなことせずに、さっさと出す方がいいんだな。

そこに気づくまでが、まぁー長かったけど。

物事の優先順位だって、やる事だって、私が考えなくても、みんなで一緒に考えればよい。

みんな考えてくれる。

そうやって、頭の中の、あれしなきゃ、これしなきゃというグルグル思考が減っていった分、外向きの意識ではなく、自分(内側)に対しての意識が向き始めた。

頭の中にギッチギチに詰まっていたモノが消えていくと、空白=余裕が出来たという事なんだと気づいた。

そんな自分の変化を感じている今日この頃。

手放す、ゆるむ、が私の今年のテーマだ。

セカセカと動いてしまうクセがまだまだある自分だけど、意識が少し変化したこと、それを喜ぶことにした。

今日一日、動けたことに感謝。

ありがとうございました。

 

近所の農道にいた白鷺。

 

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